シャムス・タブリーズィ詩集

「善悪の彼岸」について

『ダイアナ』という映画が最近公開されていたそうです。 例によって例のごとく本編は鑑賞しておりませんが、物語の中にいくつか「ルーミーの詩」が栞のように挟まれていたと聞きました。そのうちのひとつが概ね以下のような内容であったとのこと: Somewhere…

『シャムス・タブリーズィ詩集』

ルーミーというひとはもともと神学者の家系に生まれたひとであり、自身もそもそもは宗教学者、神学者だったわけですが、それがまたどうして詩作などを始めたのでありましょうか。 彼の詩人への突然の変身は一二四四年に起った。この年、偶然(か天の配剤か)…