2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

群盲撫象図

江戸時代の絵描き、英一蝶(1652−1724)の作品です。 ここに描かれているたとえ話の発祥地はインドです。ジャイナ教、仏教、ヒンドゥー教、いろいろな宗教の先達が、このたとえ話をモチーフにしてきました。イスラム教では、マウラーナが「精神的マスナヴィ…

『赤く輝く眼』

伝えられるところによると、ある夜モイーヌッディーンの館で回旋舞踏が行なわれた。その夜は多くの知識人達、修行者達が参加していた。マウラーナもその集まりに参加していたが、彼は幾度となく恍惚状態に没入し、涙を流した。それから彼は広間の隅に場所を…